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地域おこし協力隊による移住日記『暮らしのルポルタージュ』

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地域おこし協力隊として、兵庫県から滋賀県蒲生郡日野町への移住を経験した筆者が移住日記をお届けしています。 このマガジンでは、地域の魅力だけでなく、私のおすすめや暮らしの様子も紹介…
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#協力隊

地域おこし協力隊のお仕事〜出張料理人〜

同じ地域で活動する地域おこし協力隊の友人が空き家を使ったワークショップを企画した際、私は食事を提供するお手伝いをしました。 これまでホットサンド、おにぎり、地元の新鮮な野菜をふんだんに使った夕食を提供しました。 久しぶりに人に料理を振る舞う機会を得て、その楽しさを再発見しました。 参加者から「美味しい」という言葉を直接いただき、料理の力で人々の心をつなげることの喜びを感じました。 料理を通じて、人々が集まり、笑顔があふれるひと時は、地域おこし協力隊としての活動の中でも特に

地域おこし協力隊の役割と私の挑戦

地域おこし協力隊って、具体的に何をするのか興味を持たれる方も多いと思います。 総務省の定義によれば、主に過疎地域で地域振興や住民支援などの活動を行いながら、自身もその地域に定住を目指す取り組みです。 しかし、実際の活動内容は自治体や個人によって様々です。 私がこの道を選んだのは、滋賀県の暮らしに憧れ、食にまつわる地域資源が多い日野町に惹かれたから。 美味しいものがたくさんある地域で、その魅力を発信し、人々を引きつける活動に挑戦したいと思い地域おこし協力隊になりました。

地域おこし協力隊のお仕事〜活動報告会〜

活動の成果を地域の方々に報告する場が1年に1度あります。 地域おこし協力隊として活動して2年目を終えた今年。 2度目の報告会を開催しました。 町長や町議会議員、さらに協力隊のOBまで多くの方が参加してくださいました。 現在日野町では、私を含めて3名の協力隊が活動しています。 私たち三人の活動内容や成果を発表し、日野町での関係人口の創出や拡大への取り組みについて共有しました。 報告会では、地域の方々からの温かい励ましの声や貴重なご意見をいただき、自身の活動を客観的に振り返るこ

はじめまして。いちかわなるみです。

滋賀県蒲生郡日野町で地域おこし協力隊員として活動しているいちかわなるみです。 岡山県倉敷市の出身で、学生時代を兵庫県西宮市で過ごしました。 滋賀県での大学生活を通じて琵琶湖とその周辺の生活に魅了され、地域おこし協力隊になることを決意しました。 趣味は最近本格的に始めたゴルフ。 好きなことは、食べること。 美味しいものを食べることは、私にとって最大の幸せです。 地域おこし協力隊として、移住者として、地域で暮らす若者として、私の視点で日野町の魅力や、移住生活のリアルな体験